坂井泉水さんの死について思う
先日、人気グループ(とはいっても最近は実質ソロだったが・・・。)ZARDのボーカル坂井泉水さんが突然の事故によって亡くなったというニュースを聞いて、多くの人が衝撃を受けたと思う。当然、私もその一人。。。
ZARDといえば、「負けないで」や「揺れる想い」などのヒットや数多くのアニメ・CMソングなどで90年代をまさしく彩ったスター(アーチスト)だったわけだが、あまりにも、テレビ出演などが少なく、あれだけ売れていたにもかかわらず、神秘的な部分を保ったまま、近年まで絶大なる人気を保ってきた。だから、私生活もほとんど知られることもなく、あれだけの大病を患っていたとも、しるよしもなかった。おそらく、彼女の熱心なファンにしても例外ではあるまい。それにしても、若すぎる死である。年齢的に私とほとんど変わらず、まさしく私が難病を患い数年間何も食べることができなかった時期に、元気付けられた素晴らしい歌手だった。(「負けないで」などは目覚ましとして使っていた記憶がとても印象深い)
00年代も終盤に差し掛かってきたこの時期に、その死は、まさしく、90年代の残像の完全なる終焉を告げるようで、すごく寂しい感じがした。しかし、彼女の残した曲は素晴らしいものが多い。歌いついでいくことで、90年代というものを伝えていきたいものである。
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